
「ペリリン」は、旭化成が開発した高機能成分ペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)を高濃度で配合した、美容師専売の毛髪補修用処理剤です。
📌 ペリセアとは?
ペリセアは、植物由来の脂肪酸とアミノ酸を原料としたジェミニ型両親媒性成分で、
- ⏰ 1分で毛髪内部(コルテックス)へ深部浸透
- ♻️ 数回の洗浄後も高残存性を発揮
- 🔧 毛髪内部構造の補修・強化を持続的にサポート
従来のPPT成分と比較して迅速な浸透性と高い残存性を特徴とします。
✨「ペリリン」の推奨使用方法 | 髪質改善サポート
レスキューヘアでは、施術中の複数回使用で、より効果的かつ持続性のある毛髪補修を推奨しています。
【1】前処理(施術前のドライ塗布、ウェットでも可)
- 推奨濃度:有効成分約0.15%(ペリリン20倍希釈、100mlに対して5プッシュ)
- 使用量の目安:スプレイヤーで均一に塗布後、約5分放置(ブロッキング中に自然浸透)
- 塗布前の状態:より濃く浸透させるためにはブロッキング前のドライ塗布を推奨
【2】シャンプー剤への添加
- 推奨濃度:有効成分0.1〜0.2%
- 添加量目安:
- 有効成分0.1%の場合、シャンプー200mlに対してペリリン約7ml(約3.5%、7プッシュ)
- 有効成分0.2%の場合、シャンプー200mlに対してペリリン約14ml(約7%、14プッシュ)
- 混合方法:よく撹拌し均一に混ぜる
※少量からテストし、シャンプーの泡立ちや使用感を確認してください。
【3】中間処理(縮毛矯正・ストレートパーマなどの1剤流し後)
- 推奨濃度:有効成分約0.15%(ペリリン20倍希釈、100mlに対して5プッシュ)
- 使用量の目安:均一にスプレー塗布後、約2〜5分放置
⚗️ 使用の際のポイント
- スプレイヤー推奨:均一かつ効率的に毛髪へ塗布できます。
- フェノリン添加推奨:3日以上の保存には防腐のためフェノリン0.5%の添加を推奨(熱湯に溶かして使用)。詳しくはレスキューヘアプロショップ「フェノリン」を参照。
📈 有効成分濃度と使用量早見表
| 用途 | 有効成分濃度 | 希釈倍率 | 使用方法 |
|---|---|---|---|
| 前処理 | 約0.15% | ペリリン20倍希釈 | スプレー塗布後約5分放置(ブロッキング前、先塗布中) |
| シャンプー添加 | 0.1〜0.2% | 3.5〜7%添加 | シャンプー剤へ均一に撹拌混合 |
| 中間処理 | 約0.15% | ペリリン20倍希釈 | 均一にスプレー塗布後約2〜5分放置 |
📌 対象となるお客様・施術例|深部浸透ストレートパーマ
- 縮毛矯正、パーマ、カラー施術後のダメージケア
- ビビリ毛、エイジング毛、高ダメージ毛への集中補修
- 毛髪の艶感・滑らかさ・指通りの向上を重視する方
※深部浸透ストレートパーマについて
※本施術における「深部浸透」とは、毛髪内部(キューティクル下層のコルテックス領域)への処理剤浸透を指し、毛根など再生領域を対象とするものではありません。
💬 導入サロンの声
- 「1分で効果が実感でき、洗っても毛髪への残り感が全然違います。」(縮毛矯正専門店・東京)
- 「前処理トリートメントの課題を解決し、技術精度が高まりました。」(美容室オーナー・関西)
🛒 ご購入・詳細情報
「ペリリン」は美容師専用製品です。導入をご検討のサロン様はレスキューヘアPROSHOPよりお求めください。
スプレーノズルが詰まる・固まる場合の対策方法
ペリリン(高濃度ペリセア処方)をご愛用のお客様へ
高濃度のペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)は、まれにスプレーボトルのノズルやチューブに成分が詰まりやすいという性質があります。これは、ペリセア自体の高い保湿力と粘度、温度や保管状況による結晶化などが原因です。
ペリリンを快適にお使いいただくため、スプレーボトルが詰まったときの対策方法と、詰まりを防ぐコツをまとめました。
【詰まった場合の対処方法】
1. ぬるま湯で温める
ボトルごと、またはノズル部分だけを40℃前後のぬるま湯に5~10分つけてから、よく振ってプッシュしてください。固まった成分が溶けて出やすくなります。
2. ノズルの洗浄
ノズルだけ外し、ぬるま湯に数分浸けた後、水やお湯をノズルの内側から押し出すように洗浄してください。注射器やスポイトで圧をかけると効果的です。
3. アルコール洗浄(応急処置)
ノズル洗浄時に、ぬるま湯へ微量のエタノール(5~10%)を加えると成分が溶けやすくなります。
※ただし、アルコールを製品本体に大量に加えると髪への刺激となるため、ノズル洗浄用のみご利用ください。
4. 定期的な水洗い・乾燥防止
ご使用後にノズルの先端だけでも水でサッとすすいでおくと、固まりやすい成分が詰まりにくくなります。
5. 希釈して使う(濃度が高すぎる場合)
原液が濃すぎる場合は、精製水やグリセリン、BG(ブチレングリコール)などで10~30%ほど薄めてご使用いただくと、詰まりにくくなります。※仕上がりへの影響はほとんどありません。
【詰まりを防ぐ日頃のコツ】
- 使用後はノズル先端をティッシュなどで拭き取る
- 長期間使わない場合は、中身を抜いてノズルとチューブを水洗いしてから保管
- 「粘性液対応」や「オイル対応」と表記されたスプレーボトルを使うと詰まりにくくなります
【技術的な補足】
ペリリンはサロン専売の高濃度ペリセア処方です。業務用原液レベルの高い浸透力・補修力を目指すため、どうしても成分由来の性質で沈殿や固化が起こる場合があります。
これは有効成分が高濃度で入っている証でもありますので、もしご不明な点や改善策のご相談があれば、お気軽にお問い合わせください。
参考
- 旭化成ケミカルズ「ペリセア」技術資料
- 美容業界のプロフェッショナル技術ノウハウ
✨ 縮毛矯正専門店レスキューヘア®での施術 ✨
ペリセア®をベースにした、施術例をご紹介します。現在はトステアとも併用しています。
ペリセア深部浸透ストレートパーマ(ペリセア縮毛矯正)
① ペリリン20倍希釈スプレーをドライの状態から全体に塗布してからブロッキング(コルテックス層まで浸透)
② 先塗布時に中間から毛先にペリリン20倍希釈スプレー使用しながら塗布(コルテックス層まで浸透)
③ 1剤流し後ペリリンを配合したシャンプー剤を使用してシャンプー
③ インプロ(ミルスタイルX-HP)を中間処理で使用し220℃までの熱ダメージを最小化
④ ペリリン20倍希釈をブロー前に使用
④ 2剤にはインプロ1を添加してコアセルベートを活性化
⑤ 2剤流し後ペリリンを配合したシャンプー剤を使用してシャンプー
✅前処理として長時間置けるのでドライからの深部浸透!
✅1剤にも添加し塗布放置タイム中にしっかりと浸透!
✅中間の熱処理直前に使用することで更にサポート力を高める!
✅お客様はホームケアとしてご自宅でも使用出来る!
ペリセアの科学的根拠と開発ポリシー
「なぜペリリンはここまで徹底するのか」
私たちレスキューヘアは、ペリリンの開発・運用にあたり“論文・特許・原料メーカー技術データ”の最新知見をもとに最適設計しています。
1.世界初のジェミニ型両親媒性成分「ペリセア」
- 正式名称:ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(Sodium Dilauramidoglutamide Lysine)
- 開発:旭化成ケミカルズ株式会社(現・旭化成株式会社)
- 従来比の特長:PPT(加水分解ケラチンなど)よりも圧倒的に**“浸透の速さ・残存性”**が高い、革新的な毛髪補修成分。
- 世界で初めて“アミノ酸+脂肪酸”から作られた双子型(ジェミニ型)両親媒性物質。この分子構造自体が他に類を見ません。
2.ペリセアの分子構造・機能性
- 2本のラウロイル基(疎水性)+3つの親水性基(グルタミン酸・リシン)をもつことで、髪や皮膚に高い親和性・界面活性能を発揮。
- **植物由来原料(アミノ酸・脂肪酸)**のみで製造。サステナブル&安全性も重視。
- 生体適合性・生分解性が高く頭皮や環境にもやさしい。
3.ダメージ毛・健常毛問わず発揮される“本質的ケア”
- 日常のカラー・パーマ・熱ダメージ・紫外線までカバー。
- 「内部補修」+「外部コーティング」の二重作用をもつため、シャンプーやアウトバスでも明確な違いが生まれます。
4.ペリセアの“科学的根拠”——論文・特許・技術資料より
■ 毛髪内部への「1分浸透」メカニズム
- ジェミニ構造が毛髪脂質層・タンパク質構造と強く結合し、塗布1分でコルテックス深部まで浸透。
- 参考:IFSCC 2019, J. Cosmetic Science 2019
- 健康毛・ダメージ毛を問わず、内部への“実効浸透”が確認済み。
■ 物理補修・強度アップの実データ
- ペリセア0.1%処理で破断強度の大幅回復(旭化成技術データ・特許文献より)
- 30分放置で破断強度が17.2%向上。水分量・ハリ・コシの回復、CMC機能改善も確認。
■ 毛髪表面への“質感ケア”も
- キューティクル剥離を最大40%抑制(IFSCC 2019)
- 熱ダメージ毛の引張強度、48時間で41%アップ(Journal of Cosmetic Dermatology 2019)
- シリコンコーティングの2.3倍の持続性(IFSCC発表より)
■ 高濃度配合と安全性
- 0.1%~1.0%有効濃度が科学的エビデンスに基づく最適領域(各種特許・メーカー推奨値・論文より)
- “高濃度=きしみ”のリスクにも配慮。現場テスト・官能評価を繰り返し最適濃度を設定。
5.レスキューヘア方式「根拠に基づく配合設計」
- サロンでの即効性/高ダメージ毛への集中ケア/アウトバスの手触り改善…すべて「学術的根拠+現場体験」の両軸で作り上げました。
- 希釈倍率・使用方法・保存性・相互作用(カチオンポリマー、pH、他成分)まで徹底検証。
- 製品の進化にあわせて毎年文献をアップデートしています。
参考文献・エビデンス抜粋
- IFSCC 2019年大会発表/旭化成技術資料/Journal of Cosmetic Science 2019, 2020/Journal of Cosmetic Dermatology 2019/主要特許:JP2003-235321号, JP2010-056234号 ほか
- 株式会社コーセー・ミルボン共同研究/各種商業データベースより抜粋